【レゴハリー・ポッター】76400「セストラルの馬車」開封レビュー

こんにちは、Keiです。2022年夏に発売された「レゴ®ハリー・ポッター™ ホグワーツ™ セストラルの馬車」の開封レビューをしていきます!

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商品の中身

箱を開けると、レゴブロックの袋は2つ、シールシートが1枚、説明書が1冊付いていました。本商品は映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の場面を再現したセットで、7歳から遊ぶことができます。

パーツ数は121個、レゴミニフィギュアは2体(ハリー・ポッター™、ルーナ・ラブグッド™)、セストラルの親子、馬車などが付いてくるセットです。

馬車の完成したサイズ(セストラル含む)は:約高さ9cm x 長さ17cm x 幅6cmです。

LEGO® Builderアプリを使用すれば、3D表示でモデルを拡大・回転してチェックでき、組み立ての進捗を保存することができますよ。

さて、まずはミニフィグから見ていきましょう。

ハリーが大人っぽい感じに変化しましたね。髪型や身長もそうですが、顔立ちもちょっと大人っぽいハリーの姿になっています。服装は制服の上にフードのないパーカーのようなものを着ています。汽車内でマルフォイといざこざがあった直後なので、制服へ着替えることができていません。表情はこの片方で口角が上がっているものと、ちょっと怒っているような顔の2種類です。残念ながら大人っぽい顔立ちになってからは額の傷がちょっと隠れてしまうようになりました。映画でも傷が常に見えているわけではないので一応忠実な再現ですが、やっぱり彼のトレードマークなので、見えていてほしいなと思うのが正直なところです。

続きましてルーナです。ルーナ・ラブグッドは制服じゃなく私服のようですね。彼女は透き通るような長く美しい金髪がトレードマークで、ちょっと不思議ちゃんな彼女の雰囲気が感じられる可愛らしい表情のミニフィグです。ホグワーツ特急乗車時と同じ、ワンピースのようなトップスにパンツスタイルでしょうか。(ホグズミード駅到着までに制服に着替えるよう監督生から言われると思うのですが…マイペースなルーナらしさ?笑)

トルソーは紫色のカーディガンが描かれ、紺色の横掛けバッグを持っているようです。顔パーツは笑っている表情と、丸く口を開けてぼーっとしているような表情の2種類です。なにを考えているかつかみにくいところがルーナらしいですね。

セストラルとは

本品には2匹のセストラルが付いてきます。セストラルは痩せ細った骨のような顔と体、コウモリのような大きな翼を持っているのが特徴的な魔法生物です。非常に珍しい魔法生物でイギリスの魔法省では危険生物に指定されています。セストラルは死を目撃した人にしか直接見ることができず、普通の人には見えません。ホグワーツ魔法魔術学校では、2年生以上の生徒たちを馬車で運ぶ役割を担っています。100台以上の馬車が生徒たちを運んでいるため、100頭以上のセストラルがいるんじゃないかと考えられます。(想像すると気味の悪い光景ですね…)

ハーマイオニーたちはセストラルを見ることができなかったので、勝手に動き出す馬車のことを「魔法で生きている」とでも思ったのかもしれません。

ちなみに、ファンタスティックビーストシリーズではデラート・グリンデルバルドを輸送する際に馬車を引く場面で再び登場しています。『75951 グリンデンバルドの脱出』にもセストラルは付いてきますが、赤ちゃんは本商品が初です。前回のセストラルと並べてみるとこんな感じです。(右が76400「セストラルの馬車」)

翼の色が黒を基調としたダークなパーツに変更されています。

セストラルには行き先を伝えると目的地までまっすぐ飛んでいくため、魔法使いの旅の共にはぴったりの生き物です。このセストラルに初めて乗ったハリーは「これまでこんなに高速で移動したことはないと思った」と感想を述べています。ハリーは世界最高峰の箒《ファイアボルト》を乗りこなしていますが、それよりも素早く移動できるということになります。

同じくセストラルが見えるルーナ・ラブグッドは、ハリーたちよりも一学年下の生徒です。他の生徒から「不思議ちゃん」「変人」などと言われていて、ちょっと変わった風に思われている女の子のようです。ルーナは9歳の時に母親をなくしています。母親の死因は魔法の実験で失敗したことだそうで、ルーナにセストラルが見えるということは目の前で息を引き取ったことになるので、当時かなりのショックだったことでしょう。

馬車組み立て

セストラルは顔もかっこいいですが、この翼がかっこいいですね。この、ちょっと骨張っている感じの薄いグラデーションがとても好みです。

まずは馬車を引くセストラルに手綱をつけていきます。このパーツは付け替えることで、セストラル単体としても遊ぶことができますよ。

馬車の組み立て自体はレアパーツを使用していないので、もしかしたらお手持ちのパーツだけで組み上げることができるかもしれません。

馬車は座席と車輪以外は黒を基調としているので重厚な感じがします。

続いてホグズミード駅からホグワーツ魔法魔術学校へと続く森の情景を作っていきます。(と言っても木1本ですが…笑)

あっという間に完成しました。15分もあれば組み立てることができます。

完成

セストラルですが、黒を基調としているところがかっこいいですね。このセストラルは第5作目『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が初登場ですが、同じく初登場のルーナ・ラブグッドと一緒に登場しました。ハリーがセストラルを初めて見たときの驚きに共感できる不気味さです。ルーナの色白で不思議な雰囲気と、セストラルのダークで不気味な対比が面白いセットです。本セットにはセストラルの赤ちゃんも付いてきます。顔などから不気味そうな感じが出ていますが、翼も小さくて全体的に可愛らしい印象です。セストラルの好物は青リンゴや肉だそうです。りんごや肉片?パーツが付いてくるので、遊びながら仲良くなることができます。

ルーナは髪が長いですが、ギリギリ座らせることができました。もちろん客席は余裕をもって着席できます。客席は4人くらいが定員でしょう。

「ザ・クィブラー」という雑誌のプリントパーツも付いています。こちら魔法界のオカルト雑誌のようなものだそうで、ルーナの父親(ゼノフィリウス・ラブグッド)が編集長をやっています。未確認魔法生物だったりいろいろな記事が載っているそうです。面白い表紙をしていますね。

このセットで不要だなと思ったのは樹木ですかね…。雰囲気作りには必要なのかもしれないけど、この樹木分のパーツを減らしていいから値段を下げて欲しかったなと思いました。とは言え、キノコが可愛かったり、黄色の葉っぱがついてくるのは嬉しいですね。木の幹も色違いの茶色を使っていて、凸凹した樹木が表現されています。先ほど紹介したセストラルの餌のリンゴを取って与えるなんていう遊びができそうです。

いかがでしたでしょうか。セストラル親子がゲットできるお手頃なセットです。まもなく廃盤になると思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。これからも開封レビューや、レゴのホットな話題を掲載していきますので、お気に入り登録してくださると嬉しいです。

それではまた!

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