レゴで作品を作ったり、レゴ写真を撮るのがすきな社会人のKeibricksです。
え?いい歳してLEGO? やってて楽しいの? という方に、いまレゴ界隈で起こっていることを知って欲しくて記事を書きます。
LEGOブロックは、デンマークの玩具メーカーが製造しており、ブロックの中で最も売れている世界的ブランドというのはご承知の通りです。
一般的に子供のおもちゃのイメージです。実際にそうで、僕もいつしか遊ばなくなり気づけば大人になりました。しかし、2018年のGW。ヨドバシカメラの片隅にあるおもちゃコーナーで、とある商品に心を奪われました。
私がLEGOを再び始めたきっかけ

「か、かっこいい…!」
夢中になったあの遠い昔のレゴとは別物に見えました。子供の頃にはなかった細かな新パーツが開発されていて、実はものすごく商品のクオリティが上がってきているのです。
気がつけばその夜、童心に帰って無我夢中で組み立てていました。とはいえ周囲に「レゴやってる」と言うのはなんとなく恥ずかしかったです。それは、レゴブランドがあまりにも子供向けのイメージだからです。
ただ、あの頃と違うのはSNSの発達です。試しに「#legostagram」とインスタで検索してみてください。世界中の大人が真剣に組み立てた、もはや芸術レベルといえる作品を星の数ほど見ることができます。
「世界にはレゴを本気で楽しむ大人がこんなにいる!」
これが子供のおもちゃと侮っていた僕の、LEGOとの再会でした。これから子供の頃より何倍もパワーアップした作品を全力で作りたいです。今のレゴ社の製品は老若男女を受け入れる土壌があります。1934年に創業し、100年弱の歴史の中で様々なノウハウが詰まった製品の表現方法は我々ユーザーに委ねられているクリエイティブな玩具であり、画材です。この小さなブロックには自分自身で作りたいものをなんでも具現化できる大きな喜びがあります。


日本ではまだまだ子供向けのイメージですが、そう遠くない将来、プレイステーションや任天堂ゲームのように全世代が夢中になれるブランドに成長するのではないかな?と思っています。記事のタイトルの公式回答は「レゴを持てる1~99歳以上」とあり、まさに誰でも遊べるよ!ということです。一回作ったら完成するプラモや模型と違い、塗料で手も部屋も汚さずに何度も作品を作り直せるのもレゴの魅力ですね。
また、ブロックを増やすほど作れる作品の幅も増えてきて楽しい点です。レゴ好きが集まるレゴオフも毎月日本各地でイベント開催されており、老若男女問わずたくさんの人が自由に作品を通して友達の輪を広げています。初参加者も大歓迎なオフ会も多いので、まずは見学からでもいいですし、この趣味を一つ増やしてみてはいかがでしょうか?
レゴ初心者におすすめしたい社会人向けのレゴ商品をご紹介
① 43020 FIFAワールドカップ™ 公式トロフィー

「組み立て体験=達成感」を味わえる一本
このセットは、レゴ初心者の社会人に非常におすすめできる一作です。理由はシンプルで、完成したときの満足感が圧倒的に高いからです。
FIFAワールドカップのトロフィーというモチーフは、サッカーに詳しくなくても誰もが見たことがあります。
つまり、
- 説明しなくても何かわかる
- 飾ったときに意味が通じる
という強さがあります。
組み立て工程は決して難解ではなく、説明書どおりに進めれば確実に完成します。一方で、完成後の見た目は「これがレゴ?」と驚かれるレベルの存在感。「最初のレゴで成功体験を得たい社会人」にとって非常に相性の良いセットです。
② 75636 海賊船 ゴーイングメリー号

「子どもの頃のワクワク」を、大人の目線で
ワンピースを知らなくても、このセットは成立します。なぜなら、船というモチーフ自体が強いからです。
- シルエットが美しい
- ディスプレイ映えする
- 作っていて楽しい構造
この3点が揃っています。
特に初心者にとって重要なのは、「作業が単調になりにくい」こと。船体、甲板、マスト、装飾と、工程ごとに見た目が大きく変わるため、「今どこまで進んだか」が視覚的にわかりやすい。完成後は、子ども向け玩具というより “模型に近い存在”として飾れます。
「レゴ=子どものおもちゃ」という先入観を、良い意味で裏切ってくれるセットです。
③ 77258 F1 ACADEMY™ レゴ® レースカー

小さいけれど「ちゃんと楽しい」入門モデル
社会人初心者にとって、「まずは軽く触ってみたい」というニーズも非常に多い。このF1 ACADEMY™ レースカーは、そうした人にとって理想的な入口です。
- 価格が比較的手頃
- 短時間で完成する
- それでも“作った感”がある
特に評価したいのは、作業時間と満足感の比率です。1〜2時間で完成するにもかかわらず、完成後はしっかり「レゴを作った」という感覚が残ります。デスク周りや棚にも置きやすく、「レゴを生活に取り入れる」第一歩として最適です。
④ 42227 Jeep® Wrangler Rubicon SUV

「大人の趣味」として成立するレゴ
車系レゴは種類が多く、初心者には選びにくいジャンルでもあります。
このJeep Wrangler Rubiconは難しすぎず、簡素すぎない絶妙なラインにあります。
- 実車としての説得力
- 作りやすい構造
- 飾っても“おもちゃ感”が出にくい
特に社会人にとって重要なのは、「インテリアとして成立するかどうか」。このセットは、レゴを知らない人の部屋に置いても違和感がありません。「レゴを趣味として続けられるか」を判断する上で、非常に良い基準になる一箱です。
まとめ|最初の一箱は「続けられるか」で選ぶ
レゴ初心者の社会人にとって、最初の一箱は スキルよりも相性が重要です。
- ちゃんと完成する
- 飾れる
- また作りたいと思える
この3つが揃っていれば、その人にとってレゴは「一過性の買い物」ではなく、長く続く趣味になります。今回紹介した4つのセットは、その入口として非常に優秀です。
もしこれからレゴを始めるなら、「一番大きいもの」でも「一番有名なもの」でもなく、「自分の生活に一番なじみそうなもの」を選んでみてください。それが、レゴと長く付き合うためのいちばん大切な最初の一歩です。

