レゴの趣味友達を作りたい。でも、どう始めればいいか分からない人へ

「レゴが好き。でも、周りに同じ趣味の人がいない。」
展示会やSNSを見ていると、楽しそうに交流している人たちが目に入ってくる。でも、自分から声をかける勇気がない。何を話せばいいのか分からない。そもそも、自分なんかが入っていい世界なのか不安になる。受け入れてもらえるんだろうか…？

確かに、知り合いがいないと何だか不安が大きいですよね。これは、AFOL（大人のレゴファン）にとって、とてもよくある悩みです。
実際、レゴを趣味にしている大人の多くは「一人で黙々と楽しんでいる期間」を長く経験しています。私自身もそうでした。

この記事では、「レゴの趣味友達を作る方法」を、テクニックではなく心理的な壁の超え方から整理してみたいと思います。

「友達を作らなきゃ」と思うほど、動けなくなる

まず知っておいてほしいのは、レゴの趣味友達が自然に多い人は、最初から社交的だったわけではないということです。

多くの人が、

こうした感情を抱えたまま、最初の一歩を踏み出せずにいます。そして厄介なのは、「友達を作る」という目的を意識しすぎるほど、行動のハードルが一気に上がってしまうことです。ではどうしたらいいのでしょうか？

ここで考え方を少し変えてみましょう。レゴの趣味友達は、最初から“友達”になる必要はありません。多くの場合、関係の始まりはとても小さいものです。

このレベルの接点が、何度も積み重なっていくことで、気づいたら「顔見知り」になり、やがて「話せる人」になり、最終的に「趣味友達」になります。最初からゴールを目指さなくていいのです。

趣味友達を作る第一歩は、交流することではなく、存在を可視化することです。具体的には、

これだけでも、レゴ界隈の中では十分なアクションです。実際のレゴのオフ会ですが、実は半数が初参加の人たちです。レゴコミュニティの人口は結構多く、いまだに私も知らない人が多いです。

レゴの世界では、「作品が名刺代わり」になる場面が非常に多く、言葉が少なくても、同じ趣味を共有していること自体が強い共通項になります。

多くの人が苦手意識を持つのが、「自分から話しかける」ことです。でも、最初はそれをやる必要はありません。おすすめなのは、

これは「会話を始める」のではなく、相手の発信に反応しているだけです。レゴ好きな人は、自分の作品や好きなテーマについて話すのが嫌いな人はほとんどいません。むしろ、聞いてもらえることを嬉しく感じる人が多いのです。

レゴ界隈では、不思議なことが起こります。自分では「まだまだ」と思っている人ほど、周囲からは「十分すごい」「よくやっている」と見られていることが多いのです。

そして、レゴが本当に好きな人ほど、「初心者を見下さない」、「上手い・下手」より「好き」を大事にする、「続けている人を尊敬する」という価値観を持っています。

完璧な作品を作ってから交流しよう、という考えは、実は必要ありません。実際に展示会に完成できずに持ってくる人もいます。「いまここまで作っていて…」なんて会話をしながら組み方のコツを教わったり、そこから会話が弾むこともあります。

趣味友達ができると、レゴの楽しみ方は大きく変わります。

そして何より、「この趣味を続けていていいんだ」と実感できるようになります。

最初は誰でも一人です。でも、同じ場所に何度も顔を出し、同じ話題に少しずつ反応していると、世界は静かに広がっていきます。

レゴの趣味友達は、頑張って作るものではありません。「好きなものを続ける」「少しだけ外に出す」「少しだけ反応する」。それだけで、時間はかかっても確実に増えていきます。

もし今、「一人でレゴを楽しんでいる自分は少数派なのでは」と感じているなら、安心してください。
同じ場所で、同じ気持ちの人が、必ずいます。あなたの小さな勇気の一歩先に新しい世界が待っています！

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。それではまた！

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