レゴランド・ジャパンは本当に「ひどい」のか?
「レゴランド 名古屋 ひどい」「レゴランド つまらない」
こうしたキーワードはSNSや口コミサイトなどでよく目にします。検索している人の多くは、行くかどうか迷っているか、すでにネガティブな評判を見て不安になっていることでしょう。たしかに「レゴランド 名古屋 ひどい」というワードは直近の月間検索平均で6,600回になっていました(他のテーマパークは100回前後です)。
しかし、これらの声を丁寧に見ていくと、ある共通点が浮かび上がってきます。「レゴランドに何を期待して行ったか」が、人によって大きくズレているなということです。

そこで、記事を書く前に私も実際にレゴランド・ジャパン名古屋へ行ってきました。なぜそう言われるのかを分析した上で、正直、本当に楽しめるのか。楽しめる人と楽しめない人の違いは何なのか、後悔しにくいレゴランド名古屋の楽しみ方は何かを掘り下げていきます。
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実際のレゴランドの様子

レゴランド・ジャパン名古屋はレゴ®ブロックの世界が満喫できる、東海エリアを代表するテーマパークです。2017年にできた日本初の本施設は、個性豊かな8つのエリアに、40以上の多彩なアトラクションやショーが点在しています。
僕が行った季節は春だったので、レゴで作られた桜の木がお出迎えしてくれました。(夕方になるとライトアップして綺麗でした)


各エリアでも本当のレゴをそのまま巨大化したような建物が多く立ち並んでいました。「パイレーツ・ショア」エリアは南海の海賊エリアですが、きちんと椰子の木までレゴで作られていて、「ああ、こんなパーツ本当にあったね!」と変な感動をしてしまいました。

入り口近くにあったレゴ・クリエイティブ・ワークショップでギミックを使った作品のワークショップに参加してみました。講師の方に教えてもらいながら格闘の末…何か変なものが完成しましたよ!(笑)

一つのハンドルで2つの塔のミニフィグが動くという、テクニックパーツを使用した作品です。(黒歴史!)でも結構楽しかったです。
こういった作品作りを友達とできるの機会はなかなかないですし、ワイワイ盛り上がりながら制限時間内に作るワークショップは大人同士でも童心に返ることができます。悪天候でも無料で楽しめるのでここはおすすめです。(予約制なのでホームページからの申し込みをお忘れなく!)
なぜ「レゴランド 名古屋 ひどい」と言われるのか

① 料金が高いと感じやすい理由
まず多いのが、「料金のわりに物足りない」という声です。
これは、USJやディズニーランドと無意識に比較してしまう構造が大きく影響しています。
たしかにこの2大テーマパークは絶叫アトラクションが多いです。長時間エンタメ性が続くテーマパークと同じ感覚で1DAYを使うと、「あれ、もう見終わった?」と感じてしまう人が出てくるのも無理はありません。
さらに「せっかく来たから全部回ろう」と詰め込みすぎると、逆に満足度が下がるという逆転現象も起こりやすいのがレゴランドではないかと思います。
参考までに、2026年1月現在の、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、東京ディズニーリゾート、レゴランド・ジャパン(名古屋)のチケット価格をまとめてみました。3施設とも「価格変動制(ダイナミックプライシング)」を導入しており、入園日によって価格が異なります。
1. 東京ディズニーリゾート(ランド・シー共通)
ディズニーは1デーパスポートの価格を4段階程度で設定しています。
- 大人(18歳以上): 7,900円 〜 10,900円
- 中人(12〜17歳): 6,600円 〜 9,000円
- 小人(4〜11歳): 4,700円 〜 5,600円
- 特徴: 土日祝や長期休み期間は、上限の10,900円(大人)になることがほとんどです。
2. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)
USJはディズニーよりも細かく、また価格帯も広めに設定されています。
- 大人(12歳以上): 8,600円 〜 11,500円
- 子ども(4〜11歳): 5,600円 〜 7,700円
- シニア(65歳以上): 7,700円 〜 10,400円
- 特徴: 混雑予想日には大人11,500円(税込)となり、日本のテーマパークの中では最も高値の設定になる日があります。
3. レゴランド・ジャパン(名古屋)
レゴランドは「購入時期」と「入園日」の組み合わせで価格が変動します。前日までにオンラインで購入すると安くなるのが特徴です。
- 大人(19歳以上): 4,500円 〜 7,800円
- 子供(2〜18歳): 3,300円 〜 4,900円
- 特徴: ディズニーやUSJに比べると最大料金は抑えられていますが、対象年齢(子供)の区分が「2歳〜」と他より低めから設定されている点に注意が必要です。
レゴランドは2大テーマパークと比べると若干安いです。念の為、他の国内テーマパークとも料金を比べてみました。
日本の主要テーマパーク チケット価格比較(2026年目安)
| 施設名 | 大人最大料金 | 特徴・コストパフォーマンス |
| USJ | 11,500円 | 圧倒的な高値だが、満足度も高い。 |
| ディズニー | 10,900円 | 夢の国ブランド。上限1万円超えが定着。 |
| ハウステンボス | 7,800円 | 広大な敷地と花・光の演出。大人向け要素強。 |
| レゴランド | 7,400〜7,800円 | 「子供が主役」に特化。前日予約で割引あり。 |
| 富士急ハイランド | 7,800円 | 絶叫マシン特化。入園無料・乗り物券制も選択可。 |
| 志摩スペイン村 | 5,700円 | 待ち時間が少なく、実はショーの評価が高い穴場。 |
日本の他の主要なテーマパーク(富士急ハイランド、ハウステンボス、志摩スペイン村など)と比べると、レゴランド名古屋の立ち位置がよりはっきり見えてきました。ディズニーやUSJは、大人が自分たちの楽しみ(絶叫マシンやパレード)のために1万円を払う感覚ですが、レゴランドは「子供が喜ぶ姿を見るための入場料」という側面が強いです。そのため、大人の料金がディズニーらより3,000円ほど安い設定になっているのは、競合との差別化と言えるでしょう。
ここでレゴランドについて注意していただきたいのは2歳から有料ということです。(他園は4歳からが多い)。ここが「レゴランドは高い」と言われる要因の一つですが、レゴランドは2〜3歳でも楽しめるアトラクションが他園より圧倒的に多く、満足度は対象年齢で差ができている印象です。(あまりエリアが広くないのも子連れに評価されています)
「USJで11,500円払って、行列で一日終わるより、レゴランドで7,000円台(前売ならもっと安い)を払って、子供に『自分で動かす楽しさ』を体験させる方が、3〜10歳の子供を持つ家庭にはコスパが良い」と考える人は高評価をしている人が多いのでしょう。
② 大人だけだとつまらないと言われる理由
「大人だけで行ったらつまらなかった」という口コミも一定数あります。理由はシンプルで、絶叫系やスリルを目的にすると、レゴランドはどうしても物足りなく感じます。
ただし、これは「子ども向け=浅い」という誤解から来ているケースも多く、実際には年齢ではなく、興味の向きによって評価が大きく分かれます。
レゴの構造や世界観に興味がないと、展示やミニランドの情報量が「ただの風景」に見えてしまうのでしょう。逆に昔レゴをしていた経験がある人にとってはここは夢の空間になります。また、ゆったりと視覚で楽しめるアトラクションが多いので、友達同士で会話を楽しみながら一緒に回ることができます。
③ SNSや口コミで評価が割れやすい構造

グーグルマップでレゴランド・ジャパンの評価をみてみると、圧倒的に高評価が多いですね。ですが、SNSでは短時間・一言の感想が拡散されやすいため、「ひどい」「つまらない」という言葉だけが独り歩きしやすい(目立ってしまう)構造があります。
実際に私も大人の友人同士で訪れて検証しましたが、盛り上がって楽しめました。
レゴランド名古屋を「楽しい」と感じる人は?

① レゴそのものが好きな人
レゴが好きな人にとって、ミニランドは明らかに別次元のコンテンツです。
名古屋や東京、大阪など日本の街並みを数百万ピース単位で再現した模型は、おもちゃの域を完全に超えた建築作品と言っていい完成度です。
建物の配置、スケール感、視線誘導まで計算されており、都市模型やジオラマが好きな人ほど滞在時間が伸びます。レストランのメニューからトイレに至るまで全部レゴです。子供の頃に遊んだレゴの世界に入っているような感覚があってたまらなかったです。
② 写真・空間・展示を楽しめる人
レゴランドのアトラクションは、レゴの見た目が非常に可愛らしいものばかりです。そして、ミニフィグがパークを歩いている世界観・カラフルな色彩・レゴならではの質感は、きっと写真映えもするでしょう。
大人の方同士であれば園内をじっくり味わえるため、いろいろな発見ができるはずです。
③ “作る体験”を楽しめる人

レゴランド最大の特徴は、「見る」よりも「作る」エリアがたくさんあります。来園者同士で一緒に街づくりをするエリアはほっこりしますね。
プレイゾーンや体験型エリアでは、完成度よりプロセスをみんなで楽しむ空気が流れています。

ちょうど、頑張って作ったオリジナルの船を流れるプールに浮かべてレース対決は大盛り上がりしていました。これは他の大型テーマパークにはほとんどない要素で、ものづくりが好きな人ほど高評価につながるでしょう。
レゴランド名古屋の楽しみ方
レゴランド名古屋は、待ち時間が短いからといって制覇を目指すと、移動ばかりで子どもも親も疲れてしまいます。
むしろ「ここはじっくり見る」「ここは体験に集中する」と、やりたいことを絞って過ごす方が満足感は高くなります。
おすすめは、午前と午後で目的を分ける回り方です。
集中力が高い午前中はミニランドや展示を中心に、疲れが出てくる午後は体験型や軽めのアトラクションへ。
この流れにすると、子どもの機嫌が崩れにくく、1日がスムーズに進むと思います。
また、可能であれば平日+1DAYチケットが最適です。
混雑が少なく写真も撮りやすいため、体験そのものに集中でき、結果的に「思っていたより良かった」「ひどいとは感じなかった」という感想を持つでしょう。
レゴランド名古屋が「合わない人/合う人」

レゴランド名古屋は、向き・不向きがはっきり分かれるテーマパークです。
まず、「ナシ」と感じやすいのは、刺激やスリルを重視する人。絶叫系アトラクションを求めていたり、写真や建築、プロダクトといった展示的な要素に興味がない場合は、物足りなさを感じる可能性が高いでしょう。
一方で、「アリ」になるのは、レゴやものづくりが好きな人、あるいは絶叫系が苦手な友人やパートナーと一緒に出かけたい人です。デートや散策の延長として、空間そのものを楽しめるタイプであれば、レゴランドの穏やかな雰囲気はむしろ心地よく感じられます。
なお、レゴに特別な思い入れがなくても、「遊園地という空間をのんびり歩いて楽しみたい」「慌ただしくないテーマパークを選びたい」という人にとっては、十分に選択肢に入る場所だと思います。
結論:レゴランド名古屋は「ひどい」のではなく、向き不向きが極端なだけ

USJやディズニーのような「広大な敷地と派手な演出」を期待して行くと、レゴランドのコンパクトさに「物足りない(=この値段でこれだけ?)」と感じる人がいます。 しかし、「移動が少なくて済む」「待ち時間が比較的短い」「レゴ好きにはたまらない世界観」という点では、他のパークにはない強みを持っています。
レゴランド名古屋は万人向けではありません。しかし、ハマる人にとっては他に代えのきかない場所です。「せっかく来たのに、子供の身長が足りなくてほとんど乗れない」という失敗が起きにくいのも、親側の評価が高い理由です。3〜10歳という「一番扱いが難しい年齢層」を持つ親にとって、
「失敗しにくい」「後悔しにくい」という価値は非常に大きいと思います。
派手さよりも、親子の1日が穏やかにたのしく終わることを重視するなら、レゴランドはかなり現実的な選択肢ではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。それではまた!
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