【LEGO】ハリーポッター76408「グリモールド・プレイス」レビュー

こんにちは、Keiです。2022年夏に発売された「76408 12 Grimmauled Place」の商品を開封レビューしていきます。

何の変哲もない普通の家から、秘密の魔法本部が登場する驚きのギミックが本品最大の魅力です。シリウス・ブラックの家系図が掛けられた部屋など9部屋それぞれを探検して楽しむことができます。

レゴ公式ハリーポッターサイトはこちら>>

商品の中身

箱を開けると、レゴブロックの袋は7つ、シールシートが1枚、説明書が1冊付いていました。本商品は8歳以上から遊ぶことができます。

パーツ数は1083個、レゴミニフィギュアは9体(ハリー・ポッター™、ロン・ウィーズリー™、シリウス・ブラック™、ニンファドーラ・トンクス™、クリーチャー™、モリー・ウィーズリー、双子のジョージとフレッド、キングズリー・シャックルボルト™)です。ネコのクルックシャンクス(ハーマイオニーのペット)のフィギュアも付いてきます。多層建物モデルサイズは高さ28cm x 幅24cm x 奥行12cm(約)です。

LEGO® Builderアプリを使用すれば、3D表示でモデルを拡大・回転してチェックでき、組み立ての進捗を保存することができますよ。

このアプリは複数人で組み立てる時の説明書など、色々な遊び方ができます。

ミニフィグ紹介

左からクリーチャー、ハリー、シリウス

どのミニフィグも主に4作目の服装をベースにしています。主人公のハリーはにっこりした表情と怒った表情のダブルフェイスです。よく使われているジャケットのトルソーなので、このミニフィグに目新しさがなく残念ですね。ハリーのミニフィグは最近マンネリ化しているので、新しいことにチャレンジしてほしいものです。

右のシリウス・ブラックのミニフィグはめちゃくちゃかっこいいですね。トルソーのデザインもオシャレです。(このミニフィグのために買ったと言っても過言ではないです)顔もワイルドですし、言うことありません。最高!

ブラック家に仕える屋敷しもべ妖精のクリーチャーのミニフィグは本セットで初登場です。憎たらしい顔してますね(笑)ハーマイオニーのことを「穢れた血」と蔑むなど嫌な奴でしたが、シリーズ後半には関係値も改善してハリーたちに貢献してくれるようになります。ミニフィグ化してくれてありがとうございます。

左からロン、母モリー、ジョージ、フレッド
全員がダブルフェイスです

次はロンを見てみましょう。顔はいつも通りのパーツです(ダブルフェイス)。この洋服は初めてじゃないでしょうか。色みが落ち着いていて配色が綺麗ですね。大人になってきたロンを洋服のデザインで表現してくれています。レッグパーツはよくあるものです。ロンの双子の兄(ジョージとフレッド)はトルソーが同じものですが、2人の表情は違うパーツを使っています。ジョージとフレッドミニフィグはあまり多く出ていないので嬉しいです。

ロンの母モリーのミニフィグはレアです。初登場ではないので表情や髪型は以前のセットと同じですが、洋服は上下とも映画に合わせた新パーツです。プリントが凝っていてすごくきれいですよね。

左からクルックシャンクス、トンクス、キングズリー

クルックシャンクスはデザインが新しくなりましたね。トンクスは髪の色など外見を変化させる特殊能力(メタモルフォーメガズ)が備わっているので、ミニフィグにしても明るく楽しい雰囲気が伝わってきます。キングズリーはマントがトルソーにプリントされるようになっていました。

またハリーとキングズリー、トンクスには新しいパーツで作られた色違いの箒が付いてきます(柄の部分は昔からのパーツです)。ハリーはダークブラウン、キングズリーはタン、トンクスはブラウンの箒パーツでカラーバリエーションを出してくれて嬉しい限りです。

グリモールド・プレイス十二番地の解説

グリモールド・プレイスとは、ロンドンのキングズクロス駅から車で20分ほど行った北西部に位置するグリムロード(Grimmauld)という架空の通りのことを指しており、作中ではその中にある十二番地の家が、純血魔法族の一つであるブラック一族の住む家とされています。

ブラック一族によって代々受け継がれてきたこの家は、マグル(非魔法族=一般の人々)だけでなく12番地の存在を知らない魔法使いからも気づかれないよう特殊な魔法がかけられています。闇の魔術に対する防御術など様々な安全対策が施されていたため、シリウス・ブラックが無実の罪とアズカバンの脱獄によって手配された時も隠れ蓑となりました。見た目は近隣の住民アパートとも馴染んだ同じ外観をしています。入り方を知っている者にしか入り口が現れないようになっており、ハリーも「入り方を知っている者」の手引きによって入ることができました。

非常に堅牢でさまざまな防衛魔法に守られている家なので、のちに「不死鳥の騎士団」の本部として家主のシリウス・ブラックが提供することになります。この家は不気味で暗い雰囲気が漂い、ブラック家の家族が持つ悪質な魔法の遺物がたくさん収められています。また、屋敷しもべ妖精のクリーチャー、純血主義者(マグルとの混血を認めない人々)で金切り声を出すブラック夫人の肖像画、ドクシー、まね妖怪のボガートが住んでいます。ちなみに、映画ロケ地はロンドンのクレアモント・スクエアであることが知られています。

シリウス・ブラックの死後は所有者がハリー・ポッターに受け継がれました。グリモールド・プレイスは、シリーズの後半で重要な役割を果たします。ヴォルデモートの軍勢がロンドンを攻撃する中、ハリー・ポッターたちはグリモールド・プレイスに逃げ込み、そこでヴォルデモートの攻撃から身を守ります。この場所は物語の展開に欠かせない舞台となっています。

組み立て

まずは最大のギミックである「建物の間から出現する隠れ家」の仕掛け部分を作っていきます。この基礎部分の作り方はとても勉強になります。T時のフラットタイルの上をアームがスライドすることで開閉するようです。底面にタンのラウンドボトムプレートを18個取り付けることで床との摩擦を軽減させています(パーツ番号:4278422)。

アームを取り付けるとこんな感じ。問題なく開閉できました。

一見何の変哲もない集合住宅を左右にスライドすると、不死鳥の騎士団の本部が出現するしかけ部分が出来上がりました。

中央の基礎の次は、左右の建物の基礎づくりに取り掛かります。

屋敷の壁面を作っていきます。白のマグカップの数すご…笑

原作を読むと、1階には玄関ホールとダイニング、2階には客間、3階にはハリーとロンが寝室として使った部屋があります。4階はシリウスとレギュラスの部屋、他にも屋根裏部屋や、地下に暖房設備があるそうです(クリーチャーの寝床は地下の納戸)。

ダイニングに合わせてキッチンも作っていきます。このキッチンは本部での作戦会議の際に、モリーを中心にみんあでよく使っていましたが、シリウスは自炊するんでしょうか。少し気になるところです。

長机も設置。ハリーを掲載した日刊預言者新聞も置きます。

外観も制作していきます。ロンドンにある石造りのアパートらしさがうまく表現されていますね。

本部の両脇に建つ一般の住居も建てていきます。開閉時に接触しないよう三角に切り込まれた室内になっているようです。内装はシリウス家にゆかりのあるアイテムが散りばめられています。

この部屋にあるのは…なんでしょう?笑

地下にあるクリーチャーの納戸(部屋)じゃないかな?と思いますが、詳しい方教えてください。

2階部分中央の部屋です。

この部屋のピアノで、ハーマイオニーがロンに「エリーゼのために」の弾き方を教える場面が『ハリー・ポッターと死の秘宝』で描かれています。

ロンがドキドキしていて、2人の距離が近づいていくロマンチックなシーンです。それなのに、ハーマイオニーのミニフィグがついてないのが信じられません!

3階は何やら怪しげな部屋ですね。占い部屋でしょうか。ブラック家の煤けた黴臭い雰囲気が伝わってきます。1階部分と2階部分は簡単に取り外せるようになっています。

他にもブラック家ゆかりの写真が多く飾られています。ブラック夫人の肖像画もあります。

この部屋はソファだけなんですね…。新パーツはありがたいけど、なんだか殺風景に感じました。

上の階はシリウスの部屋です。キルト生地で作られたベッドと、グリフィンドールのタペストリーが飾られています。ブラック家はスリザリン出身者が多かったので、純血主義思考に異を唱えてきた彼の強い意思を感じることができる面白い部屋です。

反対側の建物の2階はブラック家の家系図がシールで表現されています。実際には部屋の壁紙として登場します。

上の階はハリーが寝泊まりした寝室だと思います。この絵画は…なんでしょう?笑

全ての建物を合体させれば完成です。1083個ものパーツ数ですので、かなりの作りごたえがある大型セットでした!

ただ、組み立て自体はとても簡単だったので、レゴ初心者の人でも対象年齢以上の方なら難なく組めるセットだと思います。

商品レビュー

映画4作目『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で初登場するグリモールド・プレイスの商品化は初ではないでしょうか。ハリーポッターとレゴのファンとして商品化を期待していたセットの一つでした。長屋の間にある騎士団の本拠地を「魔法のように」消えて再び出現させることができることができるギミックがとてもカッコいいですね。とてもスムーズにひっかかることなく開閉できます。建物自体も映画の雰囲気をできるだけ忠実に再現してくれているので、かなりクオリティの高いセットだと言えるのではないでしょうか。

唯一気になったのはフレッドとジョージ・ウィーズリー兄弟の開発品「伸び耳(盗聴器)」です。一見して耳であることがわかりませんし、ぶら下がっているものがまったく機能していないため、これだけが奇妙に見えます。一方で、タペストリーに使用されているディテールは非常に美しく、このセットのお気に入りの部分です。プリントパーツならもっと嬉しかったのに!

全体として、このセットの完成度には非常に満足しています。僕のレゴハリー・ポッターコレクションにまた一つ素晴らしいセットが追加されたと思います。

レゴミニフィグとハリーポッター&ファンタスティックビースト登場キャラ比較表>>

レゴハリーポッターシリーズの全商品一覧>>

レゴブロックを安く買う方法をレゴマニアが伝授>>