【LEGO 75939】レゴジュラシックワールド「ウー博士の研究所:赤ちゃん恐竜の脱走」を商品レビュー

こんにちは、Keibricksです。2020年に発売された《75939 Dr. Wu’s Lab: Baby Dinosaurs Breakout》を組み立てていきます。こちらのセットは映画『ジュラシック・ワールド』に登場する遺伝子学者ウー博士の研究室のレゴセットで公式での販売製造は終了しています。卵を温める装置や大型のコンピューターなどが再現されています。ウー博士と一緒に新種の恐竜を開発したり、オーウェン・グレイディを手伝って恐竜の脱走を止めたりして遊ぶことができます。

箱を開けると、レゴブロックのパーツが入った袋が2袋、説明書1冊、シールシートが1枚付いていました。総パーツ数は164個でミニフィグと恐竜が2体ずつ付属しています。この商品は6歳以上が遊ぶことができます。

レゴのミニフィグは2体(ウー博士、オーウェン・グレイディ)、恐竜フィギュアはアンキロサウルスの赤ちゃんとトリケラトプスでした。

セット完成時のスケールは高さ約22cm x奥行き約8cmです。また、公式のLEGO® Builderアプリを使用すれば、3D表示でモデルを拡大・回転してチェックでき、本セット組み立ての進捗を保存することができるようになっています。

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ウー博士はインジェン社に勤務するアジア系アメリカ人のマッドサイエンティストです。倫理観を捨ててしまっており遺伝子操作をして完璧な恐竜を作り出すことに心血を注いでいるという人物です。このミニフィグは浅黒い色のブロックが使われています。髪型や服装はそっくりだと思います。悪巧みしている表情と驚いてパニックに陥っている表情のダブルフェイスです。オーウェンのレゴミニフィグは他のセットと同様のものです。トルソーのプリント柄が凝っていて好きです。

そして、やはりレゴ®ジュラシック・ワールドのセットの楽しみといえば恐竜フィギュアです。レゴ®ジュラシック・ワールドのセットは、どれもセットごとに新しい恐竜を製造していることが多いです。アンキロサウルスの赤ちゃんは稼働部位こそありませんが、とても可愛らしい顔をしています。大きな恐竜の方はアンキロサウルスではなく、トリケラトプスです。トリケラトプスの遺伝子をアンキロサウルスに合体させて生まれてきたのがこの赤ちゃんでしょうか。まさにマッドサイエンティストらしいストーリーごっこをして遊べますね。

トリケラトプスの方は背中のブロックを外せるので、縄をひっかけて拘束したりするシーン(もちろん拘束具が破壊されて恐竜が逆襲するシーンまでがお約束)を再現して遊んだりもできそうです。レゴは近年ブロックのカラーも豊富になって細部印刷も可能になったので、表現力が上がって恐竜のクオリティが高くなったなと感じました。

それではセットを組み立てていきましょう。

これは発掘された恐竜の化石を元に遺伝子の合成、組み換えを管理するメインコンピュータのようです。ディスプレイの表示はシールです。卵の管理状況をチェックする画面が映っていますね。

両サイドには組み換え用となる恐竜のデータ画面がシールで表現されています。右のトリケラトプス遺伝子を使ってアンキロサウルスの卵を生成しようとしていることが分かります。

正面に大きなクリアブロックを使ったディスプレイを設置しました(シール)。地図と男女スタッフ、そして注意警告のようなものが表示されています。おそらく下PCモニターとの連動性が考えられ、この画面は派遣した化石発掘チームの状況把握ではないでしょうか。

左側に孵化させるためのマシンを設置していきます。土や草を模したカラーブロック選びがいいですね。保温させる半球状のクリアブロックカバーは開閉して遊ぶことができます。

脇にはロボットアームが設置されています。人の菌が卵に触れないようにするものでしょうか?

こうした小さなこだわりがリアリティを持たせていて面白いセットです。ディスプレイの反対側には赤と緑のポッチブロックとレバーを取り付けます。ブレーカーに見えます。

孵化マシンの反対側は、遺伝子の合成用に連れてこられた恐竜を一時隔離するスペースのようです。水飲み場やトリケラトプスのために用意した葉っぱがあります。(肉食恐竜の場合は餌に生きたヤギが必要になるでしょう)

最後に作業台を作っていきます。研究兼大きめの診察台になっているので、この上に生まれてきたアンキロサウルスの赤ちゃんを乗せて注射を打ったり、哺乳瓶でミルクを投与したり、琥珀の中に入っている微生物などを顕微鏡で観察するようです。

クリアウィンドウを設置します。これは脇のレバーを下げると簡単にブロックが外れて脱走できるギミックとなっています。上部には中の様子を確認できる監視モニターです(シール)。

パソコンの画面には薬品が表示されているシールを貼りました。ゲノムの特性を分析して強い個体を作るための研究なんかをするのかもしれません。この組み立てでセットが完成しました!

いかがでしたでしょうか。ジュラシック・ワールドでくり広げられる科学的新発見や恐竜の脱走のワクワクするストーリーを自由に作って楽しめるセットでした。パーツ数も少なく、難しい組み方もないのでお子さんでも簡単いくみ立てることができます。シールが多いので、そこだけは手伝ってあげると良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。それではまた!

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